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面談は、目的を明確にして
昨日、ある顧問先を訪問した折、経営者の方からご依頼をいただいて1人の管理職の方と面談をしました。
その方が、この頃元気が無いから、ちょっと話しをしてみてほしい、というご要望でした。
たまたま私もそのあとの約束が無かったので、「いいですよ」と気軽にお引き受けしました。相手の方は、以前一度だけ、簡単に言葉を交わしたことのある管理職です。
1時間弱、二人でお話しをさせていただき、ご本人に「お話しの内容を経営者にお伝えしてよいかどうか」をうかがったうえで、経営者の方にご報告をしました。結局、私生活で大変なことがあり、それが気になっていらっしゃったようでした。
そのことをお伝えすると、経営者はホッとされたようでしたが、「○○のこと、何か言っていなかった?」とのお言葉。「そういえば、そんなこともチラッとおっしゃっていましたね・・・・・・・。」 そこで私は「アッ、そうだったんだ・・・。」「そうか、そのことが気になっていらして、私に面談してほしいっておっしゃったんだ!」と、はじめて経営者のお気持ちが理解できたのです。それがわかっていれば、面談でその部分をもっと詳しくうかがったのに・・・。
この面談で、一体何を聴きたいのか、伝えたいのか。
「面談では、あらかじめ目的をはっきりさせておきましょうね。」
いつも自分が顧問先やセミナーで申し上げていることなのに、経営者の本当の目的をうかがうことができていなかった私。
・・・・反省!