ちょっとした声掛けの大切さ、身をもって感じました
今日の午前中は、何となく気分のノリがイマイチ、自分でそんな気がしていました。
どうしてかな?と、自分の気持ちを探ってみて、思い当たりました。
実は、今朝は7時から8時まで、SBSラジオのスタジオにお呼びいただき、ゲストとしてキャスターの澤木久雄さんのお相手をさせていただいたのです。
スタジオにうかがったときは毎回、コーナーごとにチョコチョコとコメントをさせていただくのですが、それ以外に1つ、10分ほどメインでお話をさせていただくコーナーが有ります。
今日のテーマは、「日雇い派遣」でした。ワーキングプアや格差社会が問題になり、その温床として、「日雇い派遣」は、今その是非が話題になっているのです。
このテーマをいただいたとき、実はちょっとだけ気になることが有りました。
「日雇い派遣に関心をもたれている方はどれ位いらっしゃるのだろう?」ということです。もちろん、話題にすることにより関心を持っていただく、という意図はあると思います。けれどこのシステム、利用されている企業ももちろん一部有りますが、多くの企業にとっては「うちでは使っていない、関係ないこと」なのではないかと。
- そしてそんな気がかりも有り、1時間の生出演を終えても「どうだったんだろう?」と、気持ちの中に何となく何かがひっかかっているような、そんな状態だったのです。
ところが!!
そんな私の気持ちが、一通のメールのおかがげで、急に明るくなったのです。
そのメールは顧問先の役員さんからのもので、
「今日のラジオ聞きました。正直、日雇い派遣の話はあまりピンときませんでしたが、先生(私のこと)落ち着いているように感じました。中小企業は人材が大きな課題で・・・・・ 続く」
こんな内容のメールでした。
それまで漠然とあった私のモヤモヤへの答えをいただいたわけではなく、また、別に、今日の話がわかりやすかったとか、話が上手だったとか言っていただいているわけでもなく、正直な気持ちを伝えてくださっている、そんなメールです。けれどこのメールをいただいて、私は自分でも不思議なくらいヤル気が出てきました。(こうしてメルマガを書いているくらいですから)
実は、数年前、初めてラジオに出させていただいたときは、直後に何人もの方から「聞きました」「あのラジオ、生放送?」など様々なコメントをいただいたのですが、回数を重ねていくうちに、皆さん慣れてくださったのでしょう、すぐに反応をいただくことがあまりなくなってきたのです。
でも、私は今日改めて感じました。
何かしらの反応をもらう、これって、そう、やっぱりうれしいことなんです。単純なものですね。
でもこんなふうに単純なのは、私だけではないはずです。
みなさん、同僚に、部下に、そして上司にも、社長にも、無理にほめたりしなくてもいいから、「ピン」ときたらすぐに反応・一声かける、やってみてください。(ただし、お小言ばかりにならないように)
こういったちょっとしたこと、そのちょっとしたことの積み重ねが、みんなを前向きにする、会社を明るくする、そういうものなんだろうなあ・・・・と、改めて身をもって感じさせてくださったTさん、ありがとうございました!!